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神戸の意匠設計事務所<フォーチュン建築設計株式会社>の公式ブログです。

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耐震工事が進まない一つの理由

とあるきっかけで木耐協という団体に加盟する事になった。木耐協というのは 主に木造家屋の耐震工事を行う設計事務所や工務店が集まった協同組合だ。
以前から耐震補強の設計などをやっていたので、スムーズに入ったがこの団体、お金もかかるが講習も多い。ちゃんとした資格をとるのに既に延べ4日間講習を受けたが、未だ耐震技術者認定をもらっていない。もちろん講習で色々勉強できるので無駄ではないのだが。

ともかく、神戸のあの地震以降どれだけ日本の木造家屋の耐震化が進んだかと言えば、ごくわずかとしか言いようがないレベル。国民が忘れっぽいのか、政府が有効な施策を行えないのか。結局のところ、全てが自己責任という名目でいつ来てもおかしくない地震の危機にさらされている。

先日もとあるお客様の現場で神戸市の耐震補助申請を使用としたところ、申込段階でストップをかけられた。というのは、その建物昭和14年の建築で間違い無く耐震補助の対象だが、たまたま一部隣の家屋と壁を共有していると言うことで、戸建てではなく共同住宅扱いにしてくれと言われたのだ。素直に聞きたいところだが、お隣は高齢者が二人ほぼ寝たきりで生活しており、そういう工事をする事も工事のお金を出してもらうのも、相当な困難を極めるのは明らか。そこで、「建物の半分が耐震化出来れば多少は隣も耐震性がアップするんじゃないですか?」それに対して担当者は「半分を耐震化する事で隣に悪い影響を及ぼすこともあります」
(確かに木造をRC造にする訳じゃないので、必ずしも良い影響を及ぼすとは限らないです、はい)
しかし、実際そういう理由で建物が倒壊するケースの確率はかなり低いと思う。

それよりもそういう事情で施主様が耐震工事をあきらめたら半分も良くならんのですが..。
その後担当者に色々聞いて見ると実際長田なんかの長屋でもこういうケースで断念してる場合が多いそうだ。
もう少し柔軟に対応出来ないもんだろうか、お上の方々。
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  1. 2009/11/17(火) 18:28:09|
  2. 耐震設計
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